1. |
開発環境
|
2. |
インストール
|
3. |
データベースの基本操作
|
4. |
ODBCインタフェース
|
5. |
ホスト言語インタフェース
|
Empress V8.62では、業界標準のSQL&ODBCを利用したクライアント/サーバ型のシステム構築から、SQL&CGIを利用したインターネット&イントラネット対応のWEBシステム構築、JAVAを利用したシステム構築、そして高速I/Fを利用した組み込みシステム構築と、目的別のコンフィギュレーションを以下に示します。
・
高速DB処理を目的とした組込みシステム構築
|
コンフィギュレーション |
Empress RDBMS |
|
|
対象 |
組み込みシステム用のRDB検討 |
|
|
SQLより高速で複雑な処理を目指し。小さなリソースでの組込みを検討 |
||
|
システム開発に |
EmpressをインストールするサーバOSのシステム開発経験(NT/Unix) |
|
|
C言語/SQLのプログラミング経験 |
||
|
Empressのインストール/DB作成/SQL経験者 |
||
|
注意事項 |
コンパイラが必要です。 |
|
|
習得手順 |
1)Empressインストール |
資料集 "Empress V8.62 ビギナーズガイド" |
|
2)対話型SQL |
資料集 "SQLチュートリアル" |
|
|
3)開発用インタフェース |
資料集 "開発インタフェース" |
|
|
資料集 "MRルーチン" |
||
|
4)トリガ等 |
資料集 "PSM(Persistent Stored Modules)" |
|
・ HTMLとSQLを利用したWEBシステム構築
|
コンフィギュレーション |
Empress RDBMS |
|
|
システム開発に |
EmpressをインストールするサーバOSのシステム開発経験(NT/Unix) |
|
|
HTMLやJavascriptのプログラミング経験 |
||
|
HttpサーバとCGIの知識 |
||
|
SQLの経験 |
||
|
注意事項 |
CGI "Hypermedia"はV2.6です。 |
|
|
習得手順 |
1)Empressインストール |
資料集 "Empress V8.62 ビギナーズガイド" |
|
2)対話型SQL |
資料集 "SQLチュートリアル" |
|
|
3)CGI |
資料集 "Hypermedia V2.6" |
|
|
4)ミドルウェア環境 |
資料集 "ODBCサーバ/クライアントの設定と利用" |
|
|
5)補足 |
資料集 "オンラインマニュアル" |
|
・ Perl,Tcl/Tk,Javaを使用したWEBシステム構築
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コンフィギュレーション |
Empress RDBMS |
|
|
システム開発に |
EmpressをインストールするサーバOSのシステム開発経験(NT/Unix) |
|
|
HTMLやPerl,Tcl/Tk,PHPのプログラミング経験 |
||
|
HttpサーバとCGIの知識 |
||
|
SQLの経験 |
||
|
注意事項 |
PHPインタフェースはフリー版であり、サポート対象外です。 |
|
|
習得手順 |
1)Empressインストール |
資料集 "Empress V8.62 ビギナーズガイド" |
|
2)対話型SQL |
資料集 "SQLチュートリアル" |
|
|
3)Perl,Tcl/Tk,Java |
資料集 "Empress開発環境" |
|
|
4)ミドルウェア環境 |
資料集 "ODBCサーバ/クライアントの設定と利用" |
|
|
5)補足 |
資料集 "オンラインマニュアル" |
|
・ ACCESS/VB/Cを利用したクライアント・サーバ型のシステム構築
|
コンフィギュレーション |
Empress RDBMS |
|
|
システム開発に |
EmpressをインストールするサーバOSのシステム開発経験(NT/Unix) |
|
|
ACCESS/VB/C等の開発ツールでのプログラミング経験 |
||
|
注意事項 |
Empressでは、ODBC SDK2.0/3.0/3.5対応のI/Fを提供致します。 |
|
|
Windows環境での開発ツールの対応状況をご確認願います。 |
||
|
習得手順 |
1)Empressインストール |
資料集 "Empress V8.62 ビギナーズガイド" |
|
2)対話型SQL |
資料集 "SQLチュートリアル" |
|
|
3)ODBC開発環境設定 |
資料集 "ODBCサーバ/クライアントの設定と利用" |
|
|
4)補足 |
資料集 "ODBC API" |
|
|
資料集 "オンラインマニュアル" |
||
リレーショナルデータベースEmpressのインストールについて説明します。
Empressインストールキットはは1舞のCD-ROMで提供されます。ドキュメント中の配布メディアとはこのCD-ROMを意味します。
Empressシステムをバージョンアップする場合は、インストールする前にマニュアル「2.2 Empressシステムの更新」を参照してください。
全てのEmpress開発用システムをインストールするには、約60〜100メガバイトのディスク容量、およびオプションにより32〜64メガバイトのディスク容量を必要とします。Empressをインストールする前に、十分なスペースがファイル・システム上にあることを確かめてください。
Empressのインストールを簡素化し、コンパイラーを必要としないように、実行モジュールはバイナリフォーマットで提供されます。しかし、以下の場合にはコンパイラーが必要となります。
・ Empress Perlインターフェースをインストールする場合
・ Empress確認テストを実行する場合
・ MrルーチンあるいはダイナミックSQLのようなホスト言語インターフェースを使用する場合。
またEmpress Web HTMLツールキットを使用するのであればインターネット・ブラウザーが必要になります。ネットスケープ・ブラウザーは配布CD-ROMに収録されています。
ファイルがCD-ROMからコピーされる場合、それらはインストールを行っているアカウントが所有権を持ちます。インストールを始める前にEmpress管理者とするアカウントでログインすることを確認してください。
Empress社としては”root”以外のアカウントでインストールすることを推奨します。
マニュアルの中では、”empress”というアカウントを使用して、ディレクトリー”/usr/empress”配下にEmpressをインストールしているものとして説明します。
· システム管理者(root)によりEmpress管理アカウントを作成してください。
例:Linuxの場合
# groupadd –g
1900 empress
# useradd –d
/usr/empress –g 1900 –s /bin/bash
–u 1900 empress
· “empress”でログインして、umaskを”022”にセットしてください。これは、Empressファイルを正確なアクセス権で保存します。
# umask 022
· 次に、CD-ROMをセットし与えられる指示に従います。
配布CD-ROMには以下のファイルが収録されています。
3rdparty/ docs/
install.sh*
license.txt zfiller/
autorun.inf empinstl/ instdocs/ others/
cdr40442.tar empress/ license readme/
インストールプロセスを起動するためには、オペレーティング・システム・プロンプトで下記を行ってください:
· Unix/Linuxの場合:
1. CD-ROMをマウントします。
# mount –rt iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom (例:Linux)
2. CD-ROMマウントディレクトリーへ移動します。
# cd /mnt/cdrom
3. シェルスクリプトを実行します。
# ./install.sh
4. 応答に従います。
· Windowsの場合:
1. CD-ROMをセットします。
2. システムはinstallプログラムを自動実行します。
3. 応答に従います。
Unix/Linuxシステムにネットスケープ・ブラウザーをセット・アップしていれば、インストールプロセスはネットスケープ・ブラウザーから実行されます。このプロセスは、インストールプログラムを起動し、一般的な使用のためにEmpressをセット・アップして、インストールの準備を通じてガイドします。
ネットスケープがセット・アップされていない場合には、CD-ROMに収録されたネットスケープを一時的にセット・アップしEmpressのインストールを実行し、インストール終了後にセット・アップしたネットスケープを削除します。
システムにネットスケープをセット・アップできない環境の場合、install.shはテキストモードでインストールプログラムを起動します。
インストールプログラムは、ライセンスキーの入力を要求してきます。Empress代理店より提供されるライセンスキーを用意してください。ライセンスキーは一文字でもタイプミスすると再入力を要求されます。
ライセンスキーの入力が完了すると、インストールプログラムはキーの有効性をチェックします。キーが無効の場合、エラー・メッセージを表示します。5回連続して正しくないキーを入力すれば、インストールプログラムは異常終了します。異常終了した場合には再インストールを試みてください。それでも失敗する場合にはライセンスキーの有効性について販売代理店に連絡してください。
有効なライセンスキーを入力すれば、インストール可能なオプションのモジュールリストを表示します。また、各モジュールについてインストールするか、しないかの応答があります。次のモジュールはライセンスキーには関係なく提供されます。
インストール先ディレクトリー、インストールモジュールを選択し終えたところで、インストールモジュールの一覧を表示し、インストールを続行するか、中止するかの応答があります。
インストールする場合には、事前にオペレーティング・システムとEmpress配布CD-ROMが適合しているかご確認ください。適合していない場合にインストールを実行すると以下のようなメッセージを出力します。尚、Windowsマシンで現在サポートしているのはNT、2000、XPのみですのでご注意ください。
例:Linux2.2へEmpress for Linux2.4をインストールしようとした場合
/tmp/empinstl_g.727/empinstl/instbin/inst: /lib/libc.so.6: version `GLIBC_2.2.3'
not found (required by /tmp/empinstl_g.727/empinstl/instbin/inst)
/tmp/empinstl_g.727/empinstl/instbin/inst: /lib/libc.so.6: version `GLIBC_2.2' n
ot found (required by /tmp/empinstl_g.727/empinstl/instbin/inst)
Empress Installation
This Empress CDROM contains software which is built
for Intel x86 running Linux OS Release 2.4.
Your machine is not compatible with the above specification.
*************************************************************************
This CDROM contains Empress ODBC Client driver for Microsoft Win32
platform. To install the Empress ODBC Client driver, please insert this
CDROM to the CDROM drive of a Win32 machine. The installation program
will be started automatically.
*************************************************************************
Cleaning up. Please wait ... done
# ./install.sh
Empress Installation
Checking your X
windows environment ...
DISPLAY variable
is set to ':0'.
Searching for
'xterm' ... found
Searching for
'xrdb' ... found
Checking if windows
can be opened on your X server ... ok
Installing a
temporary version of Netscape ............... done
Backing up user's
Netscape configuration files ... done
Starting Netscape
Browser - please wait
Restoring user's
Netscape configuration files ... done
Cleaning up.
Please wait ... done

インストールを始める前に、上記枠内の”here”をクリックして「Empress使用許諾同意書」に同意の上、[1. ***** Begin Installation *****]をクリックしてインストールを開始してください。テキストモードでのインストールでは、使用許諾同意書に同意するかの応答がありますので同意の上インストールを続行してください。
これ以降は表示されるメッセージを示します。
Empress Installation
You should have received a letter with
this CDROM. There is an:
installation key set written on the
letter. It looks like this:
09f5-3c1a-343a
5449-0e54-21b2
604b-7ff8-24e4
bd26-0e9f-1efb
This installation key set determines on
which machine the Empress
product can be installed and which
Empress products can be installed.
If you do not have the installation key
set, please type 'quit' to
exit this program and consult your sales
representative for assistance.
Please enter the
installation key set or 'quit' to quit.
Line #1 :
1225-3b1a-3521 (ライセンスキーを1行単位で入力)
Line #2 :
5f4d-0754-4c32
Line #3 :
594b-bc33-a65f
Line #4 : 0826-490f-242b
Where would you
like to install Empress products? (q to quit)
[/home/empv862/Empress/v8.62/installation] (インストール先を変更する場合は絶対パスを入力します。)
Empress Installation
This is an Empress
Evaluation. This evaluation is valid until Apr. 19,2003
The maximum number
of users permitted by this licence is 16.
This installation
program is going to install these Empress products in
the directory:
/home/empv862/Empress/v8.62/installation
Empress RDBMS Suite Runtime
and Development
Empress Documentation and
Documentation Server
Empress ODBC Client
Interface
Empress JDBC Interface
Empress Hypermedia: Empress
Web HTML Toolkit
This program will
modify your startup file '/home/empv862/.bash_profile'
to set up some
environment variables.
Should I start to
install Empress products to your system? (y/n/q) [y] (インストールの開始)
This process may
run for a while. Please wait ...
Unpacking files
for Empress Core Module ...... done
Unpacking files
for Empress RDBMS Suite Runtime and Development ................
. done
Unpacking files
for Empress Documentation ............. done
Unpacking files
for Empress Documentation Server ...... done
Unpacking files
for Empress ODBC Client Interface ... done
Unpacking files
for Empress JDBC Interface ... done
Unpacking files
for Empress Hypermedia: Empress Web HTML Toolkit ..... done
Setting up Empress
Core ... done
Setting up Empress
RDBMS Suite ... done
Setting up Empress
Documentation ... done
Setting up Empress
Documentation Server ... done
Setting up ODBC
Client Interface ... done
Setting up JDBC
Interface ... done
Setting up Empress
Web HTML Toolkit ... done
Updating shell
startup file '/home/empv862/.bash_profile' ... done
<Please press
Enter key to continue>
*************************************************************************
This installation
program has updated your shell startup file:
/home/empv862/.bash_profile
The setting will
not be activated until your next login. You may
choose to logout
and login again now.
If you choose to
stay in this login session, you can run the following
command manually
to set up your environment:
.
/home/empv862/Empress/v8.62/installation/bin/setenv.sh
*************************************************************************
*************************************************************************
Installation
completed. The installation process is logged into the file:
/home/empv862/Empress/v8.62/installation/empinstl/install.log
*************************************************************************
<Please press
Enter key to continue>
Cleaning up.
Please wait ... done
1)CD-ROMをドライブにセットすると以下の画面が表示されます。

[Install Java 2 Runtime Environment 1.3(for Empress Java Applications)]
Empress Javaアプリケーションの為のJavaランタイム環境をインストールします。
インストールは、Empress V8.62のインストールする前に行ってください。
[Install Empress 8.62]
Empress V8.62をインストールします。
[Exit]
インストールを終了します。
2) [Install Empress 8.62]をクリックします。

インストールが開始されます。[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
3)使用許諾契約書

使用許諾契約書が表示されます。契約に同意した上で[使用許諾契約に同意します(A)]ボタンをクリックしてください。
4)CD-ROMからファイルを読込みます。

5)読込みが完了したらセットアップを開始するか指示します。

セットアップを開始する場合のには[次へ(N)>]ボタンをクリックしてください。
6)ライセンスキーの入力

ライセンスキーを入力し、[次へ(N)>]ボタンをクリックしてください。
※)Empress JDBCインタフェースをインストールする場合に、[Java 2 Runtime環境]をインストールしていない場合には以下のメッセージを表示します。この場合には[Empress V8.62]のインストールを中止して[Java 2 Runtime環境]をインストールした後に再インストールしてください。

7)インストール先の指定

インストールフォルダを指定します。上記フォルダ以外にインストールしたい場合は[参照(R)]ボタンをクリックしてインストールフォルダを指定してください。フォルダが決定したら[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
8)インストール方法の選択

[Empress標準インストレーション]
全ての製品をインストールします。(推奨)
[カスタムEmpressインストレーション]
インストールする製品を選択してインストールします。
マウスまたは矢印キーでインストールしたい方法を選択し[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
9)プログラムフォルダの指定

プログラムフォルダを選択し[次へ(N)>]ボタンをクリックします。
10)ファイルコピーの開始

セットアップする製品の一覧を表示します。コピーを開始する場合には[次へ(N)>]ボタンをクリックしてください。
11)コピーの進行状況を表示

コピーの進行状況を表示します。
12)完了通知

インストールの完了を表示します。[完了]ボタンをクリックしてください。
13)Windowsマシンの再起動

Windowsマシンを再起動してEmpress V8.62の使用が可能となります。[完了]ボタンをクリックしてください。
インストール結果は、Unix/LinuxまたはWindowsでそれぞれ以下のファイルに作成されます。
[Unix/Linux]
インストールディレクトリ配下empinstlディレクトリーの下の”install.log”ファイル
[Windows]
インストールフォルダの”Empress 8.62-X.XXX.XX Installation.txt”ファイル(X.XXX.XX)はリリース番号により異なります。
インストールが、なんらかの理由(これらの理由のうち、あるものはシステムと関連し、あるものはEmpressと関連する)のために失敗した場合、メッセージは画面に表示され、install.logファイルに書き込まれます。”error”または”not found”などの文字列が出力されていないかチェックしてください。
例:Linuxインストールログ
2003年 1月
3日 金曜日 01:03:05 JST
Unpacking files
for Empress Core Module ...... done
Unpacking files
for Empress RDBMS Suite Runtime and Development ................
. done
Unpacking files for
Empress Documentation ............. done
Unpacking files
for Empress Documentation Server ...... done
Unpacking files
for Empress ODBC Client Interface ... done
Unpacking files
for Empress JDBC Interface ... done
Unpacking files
for Empress Hypermedia: Empress Web HTML Toolkit ..... done
Updating shell
startup file '/home/empv862/.bash_profile' ... done
*************************************************************************
This installation
program has updated your shell startup file:
/home/empv862/.bash_profile
The setting will
not be activated until your next login. You may
choose to logout
and login again now.
If you choose to
stay in this login session, you can run the following
command manually
to set up your environment:
. /home/empv862/Empress/v8.62/installation/bin/setenv.sh
*************************************************************************
*************************************************************************
Installation
completed. The installation process is logged into the file:
/home/empv862/Empress/v8.62/installation/empinstl/install.log
*************************************************************************
2003年 1月
3日 金曜日 01:03:32 JST
インストールプロセスの終わりに、Empress環境変数をスタートアップファイルへ登録するかの応答があります。登録を許可した場合以下の設定を行います。
例:スタートアップファイルが.bash_profileの場合。
# ### Empress
Installation Setup Block ###
# Do not modify
lines within the Empress Installation Setup Block
.
/home/empv862/Empress/v8.62/installation/bin/setenv.sh
# ### Empress
Installation Setup Block End ###
この登録を許可しなかった場合には、Empressを使用する前に毎ログイン時にこのスクリプトを実行しなくてはなりません。
Empress CD-ROMは、Empress製品のマニュアルを含んでいます。ウェブ・ブラウザーを使用して、CD-ROMから、あるいはhttpサーバーによってこのマニュアル・セットに直接アクセスすることができます。
Unix/Linuxワークステーション上でウェブ・ブラウザーを使用している場合:
1. Empress配布CD-ROMをマウントします。
2. ウェブ・ブラウザーのURLに以下のパスを指定してください。
file:/mnt/cdrom/docs/docroot/index2.htm
Windowsマシン上でウェブ・ブラウザーを使用している場合:
1. EドライブのようなCD-ROMドライブにCD-ROMをセットします。
2. ウェブ・ブラウザーのURLに以下のパスを指定してください。
E:¥docs¥docroot¥index2.htm
この場合、httpサーバーを必要とします。Empressインストールプロセスは、自動的にセット・アップします。マニュアルアクセス用のサーバーを起動するには以下のコマンドを使用します。
# $EMPRESSPATH/bin/empdocsv on
その後、下記コマンドを使用して、マニュアルにアクセスすることができます。
# $EMPRESSPATH/bin/empdocs
バージョン8.62は前のEmpressバージョンとの互換性をもちません。
バージョン8.62にアップグレードするとき、全てのアプリケーションは再コンパイルおよび再リンクを必要とします。
V6.2以降のデータベースを変換する場合にはEmpressユーティリィティempcnvtを使用することができます。変換処理ではデータ・ディクショナリーへ新システム・テーブルを加えていくつかのファイルおよびディレクトリーを更新します。
V8.20データ・ベースを変換するには、Empressユーティリィティempupgrdを使用することができます。
V8.62で、Empress変数MSPATHをセットする必要はありません。唯一の必要な変数はEMPRESSPATHです。
Empressの古いバージョンがインストールされている環境で、Empress
V8.62をインストールする場合には古いバージョンをインストールしたユーザアカウントと違うユーザアカウントでインストールするか、同じユーザアカウントでインストールする場合には新規にディレクトリーを作成し古いバージョンと違うパスにインストールしてください。また、V8.62に移行が完了するまで古いバージョンは消去しないようにしてください。
また同じユーザアカウントでインストールする場合には、古いバージョンの環境変数をアンセットしてください。アンセットするにはユーザアカウントのスタートアップファイルに書き込まれているEmpressの変数をコメントにするか、削除して再ログインしてください。
例:Linux .bash_profileの場合
# ### Empress
Installation Setup Block ###
# Do not modify
lines within the Empress Installation Setup Block
EMPRESSPATH=/home/empress/v8.20_248
MSPATH=$EMPRESSPATH/rdbms
MSHYPERPATH=$EMPRESSPATH/hypmedia
LD_LIBRARY_PATH=$MSPATH/shlib${LD_LIBRARY_PATH:+:}${LD_LIBRARY_PATH}
MANPATH=$MSPATH/man:/usr/man:${MANPATH:+:}${MANPATH}
PATH=$MSPATH/bin:$EMPRESSPATH/docsvr/bin:$EMPRESSPATH/odbccl/bin:$PATH
export EMPRESSPATH
MSPATH MSHYPERPATH LD_LIBRARY_PATH MANPATH PATH
# ### Empress
Installation Setup Block End ###
Empress V8.62以前のEmpressを使用していて、ホスト言語インタフェース(mrルーチンなど)で開発されたアプリケーションがある場合にはV8.62のインストールが完了後、再コンパイル・再リンクしてください。
Empress V8.62 でデータベースを作成する場合、システム・プロンプト(Windowsの場合はコマンド・プロンプト)より以下のコマンドを実行します。
# empmkdb データベース名
“データベース名”のディレクトリが作成されます。でデータベースディレクトリ配下には以下のようなファイルが作成されます。
0001.rel
00030014.dtf
00070001.ix
0010.rel
00130003.dtf
00010001.ix 0004.rel
00070004.dtf
00100001.ix
00130005.dtf
00010005.dtf 00040001.ix 00070007.dtf
00100001.ixl 00130006.dtf
0002.rel
00040001.ixl 0008.rel 00100013.dtf 00130007.dtf
00020001.ix 00040002.ix 00080001.ix 0011.rel 00130011.dtf
00020008.dtf 00040002.ixl 00080001.ixl
00110001.ix
00130016.dtf
00020009.dtf 0005.rel 00080003.dtf 00110003.dtf 0014.rel
00020010.dtf 00050001.ix 0009.rel 00110008.dtf 00140001.ix
00020011.dtf 00050001.ixl 00090001.ix
00110013.dtf 00140001.ixl
00020012.dtf 0006.rel 00090001.ixl 0012.rel 00140002.ix
00020013.dtf 00060001.ix 00090011.dtf
00120001.ix
00140002.ixl
00020016.dtf 00060008.dtf 00090012.dtf
00120003.dtf _lock
00020017.dtf 00060009.dtf 00090013.dtf
00120009.dtf _module
0003.rel
00060011.dtf
00090014.dtf
00120012.dtf _trn
00030001.ix 00060012.dtf 00090015.dtf 0013.rel cdinator
00030001.ixl 00060016.dtf 00090016.dtf
00130001.ix dd_cache
00030013.dtf 0007.rel 00090017.dtf 00130001.ixl tabzero
これらのファイルを”rm”や”del”コマンドなどにより削除するとデータベースが破壊されますので注意が必要です。
作成したデータベース内にテーブルを作成する場合には、対話型SQLを使用します。対話型SQLを起動するには”empsql”コマンドをシステム・プロンプト(Windowsの場合はコマンド・プロンプト)から入力します。
# empsql データベース名
EMPRESS V8.62
(c) Copyright Empress Software Inc. 1983, 2002
1*
“数字*”が対話型SQLのプロンプトです。ここで”help;”と打ち込むと対話型SQLで使用できるコマンド、フィールドで指定可能なデータ型などが参照できます。
1* help;
---------- Help ----------
This command
prints out help files for the user.
Syntax:
help [ITEM];
If ITEM is
omitted, then what you are reading is printed. Otherwise, the file
corresponding to
ITEM is printed. The following
ITEMs are available:
alter
call
change
comment
create
create_table
database
datatypes
declare_routine delete
display
drop
edit
empty
having_clause
help
hold
ia_alter ia_create
ia_insert
ia_update
index
insert
line_editor
lock_level
module
names
pager
privilege range
recall
referential
rename
replication report role
run
select set
show
sort
start
store
system_var$
transaction trigger unix
update
variables
view
where_clause
2*
データベース中にテーブルを作成する場合には、”create テーブル名:”と入力します。フィールド名、データ型、データ長、NULLデータの許可などを問い合わせてきます。
2* create emp_tbl;
create emp_tbl;
Name for Attribute
#1: no
Data Type: integer
Allow Null Values?
n
Ready .e
Name for Attribute
#2: name
Data Type: char
Maximum Number of
Characters: 10
Type: 1
Allow Null Values?
n
Ready .e
Name for Attribute
#3: .q
3*
テーブルの作成を終了させるには、フィールド名の入力時に”.q”を入力します。テーブルの構造をみるのは”display テーブル名;”コマンドを入力します。
3* display “テーブル名”;
*** Table: emp_tbl ***
Attributes:
no
integer Not Null
name
character(10,1) Not Null
4*
テーブルを削除するには”drop テーブル名;”コマンドを入力します。
4* drop emp_tbl;
5*
対話型SQLを終了させ、システム・プロンプトに戻るには”stop;”コマンドを入力します。
5* stop;
#
Empress はデータベースのデータをシステム・ファイルへ格納したり、システム・ファイルからデータベースへデータを格納する事ができます。
システム・ファイルに格納するにはselectコマンドで”dump into ‘ファイル名’”を入力します。
1* select from
emp_tbl;
no name
1 employee1
2 employee2
3
employee3
2* select from
emp_tbl dump into “empfile”;
3* stop
# vi empfile
1^Vemployee1
2^Vemployee2
3^Vemployee3
#
各フィールド間はempressの設定ファイルに指定されたセパレータで区切られます。初期設定値は”^V(コントロールV)”です。
逆にシステム・ファイルにデータをセパレータで区切って保存しておけば、insertコマンドで”from ‘ファイル名’”指定でデータベースへ取り込むことが可能です。
*1 insert into
rmp_tbl from “ファイル名”;
Empressデータベースを作成した場合、データベース管理者は作成したユーザアカウントとなります。他のユーザアカウントに対して参照、更新などを許す場合には2種類のアクセス権について考慮する必要があります。
・データベース内のテーブルアクセス権について。
データベーステーブル毎のアクセス権については、対話型SQLの”grant”コマンドを使用して他のユーザアカウントに対して付与します。
1* grant all on “テーブル名” to “ユーザアカウント” as creator;
・オペレーティング・システムのファイルパーミッションについて。
他のユーザアカウントに対してデータベースの更新処理を許す場合には、データベースディレクトリ配下のファイルに対してオペレーティング・システムのファイルパーミッションを変更する必要があります。
# ls –la
・
・
-rw-r--r-- 1 empv862 empress 1063 1月
7 08:57 0015.rel
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このような場合には、ファイルに対する書き込み権限が他のユーザアカウントには許されていないため、データベーステーブルの更新権限を得ても、オペレーティング・システムにより更新エラーとされます。
その場合、オペレーティング・システムの書き込み権限をシステム・コマンドにより付与してください。
# chmod –R go+w データベース名
V8.62 Windowsアプリケーションは、ODBCドライバー・マネージャーと共にODBCローカルアクセス・ドライバーを使用することができます。これはマイクロソフトVisual BasicやマイクロソフトAccessのような、Empress ODBC ローカルアクセス・ドライバーを使用したサードパーティーODBCツールの開発環境を提供します。
バージョンV8.62では、ODBCおよびJDBCローカルアクセス・ドライバーの両方が複数の接続をサポートします。以前のバージョンでは単一の接続しかできませんでした。
新しいEmpress ODBCデータソース名セット・アップは供給されたパラメーターを備えたデータソースへの接続についてテストすることを可能にします。このように、アプリケーションを実行する前にユーザは接続問題を見つけることができます。
以前のEmpress ODBCドライバー・バージョンでは、ODBC ドライバーを更新した場合には使用していたデータソースも更新する必要がありました。V8.62では、ODBCドライバーに標準ラベルを提供することによりODBCドライバーが改良される場合でもデータソースを変更する必要がなくなります。
Empress ODBC ドライバーの新しいラベル(「ODBCデータソースマネジャー」中の「Name」)の使われ方は以下のとおりです: Empress ODBC Local Access Interface [Default]Empress ODBC Interface [Default]
以下に記述されるようなEmpressへのホスト言語インターフェースにはいくつかのレベルがあります。
コマンド言語インターフェースは、オペレーティング・システムから、あるいはプログラム内から出されるSQLコマンドを許可します。3つのタイプのコマンド言語インターフェースがあります:
o Unix/LinuxシェルおよびWindows NTバッチ・インターフェース
シェル・インターフェースは、Unix/Linux環境でEmpressクエリー言語コマンドを実行するシェル・プログラムを許可します。バッチ・インターフェースは、バッチ・コマンド・ファイルがWindows NT環境でEmpressクエリー言語コマンドを実行することを可能にします。
o 標準のインターフェース
標準のインターフェースは、Cプログラムからクエリー言語コマンドの実行と、Empressデータ・ベースのデータや、Empressが認識しうるダンプ・フォーマットで構成されるオペレーティング・システム・データ・ファイルに対してアクセスする事を許可します。
o SQLプリコンパイラー
SQLプリコンパイラーは、クエリー言語ステートメント(静的または動的に埋め込まれたSQLステートメント)を実行し、かつレコードによってデータ・レコードを処理するCプログラムを許可します。
Database操作手続きは、レコード単位にデータ・ベースへアクセスします。Database操作手続きにはmxルーチンおよびmrルーチンを含みます。mxルーチンを使用することは比較的簡単です。また、ほとんどの適用に十分柔軟です。よりカーネルに近いレベルでデータ・ベース・アクセスを提供するmrルーチンはより複雑です。mrルーチンの使用はmxルーチンによって提供されるコントロールより性能をあげたい場合に推薦します。mxルーチン、mrルーチンの操作は Empressホスト言語: Cインターフェースmxルーチン・マニュアルおよび: Cカーネルレベル・インターフェースmrルーチン・マニュアルに記述されています。